「数学をバカにすると、数学にバカにされる。」
ちょうど今の時期(4月~7月)なら「計算問題をバカにすると、計算問題にバカにされる。」ぞ!!
あなたは、簡単な問題をバカにしていませんか?
例えば、学校や塾で計算問題の解き方を習ったとき「簡単、楽勝、絶対できる!!」と思って、正しい計算方法をしっかり覚えず、自己流で、もっと言えば「カン」で解いていませんか。
また、基本に忠実に解けたからと繰り返しの復習をすることなく、そのままにしていませんか。
数学は、「基本」がとても大切です。そして、簡単な基本を「身体で覚えるくらい」繰り返し解くことが大切です。
適塾では、基本問題は時間をかけ解説します。そして、正しい解き方を習得したかチェックします。今の時期なら、計算問題の答えがあっているかよりも自己流でやっていないか、途中式がでたらめになっていないかということに注意します。もし、自己流でやったり、途中式がでたらめだったら全部やり直しさせます。
また、基本問題の反復練習もたっぷりやります。身体で覚えるぐらい繰り返し解くことで応用問題を解く時の「引きだし」がたくさんでき問題を解くスピードがアップするのです。
どういう事かというと、中学生がやるテストの応用問題のほとんどが「基本問題の組み合わせ」だからです。数学の「できる」人は「どんな応用問題も【基本問題の組み合わせ】として解きます。」中学3年生が学校でやる、受験対策の実力テストの応用でも2つから3つの基本の組み合わせでしかありません。だから、たくさんの基本問題をしっかり頭に叩き込んでいる人は応用問題に隠されている基本の組み合わせを他の人より数段早く見つけ、解くことができるのです。
「応用が苦手なんです」と、よく聞きますがそれは、基本問題に弱いところがあるか、基本問題を組み合わせて解く力がないか、いずれかだと考えられますが、ほとんどの場合、もう一度、基本から徹底してやり直すのが正解です。
数学が「できる」人になりたかったら
基本問題をバカにしない。
簡単な問題をバカにしない。
よく覚えておきましょう。
【補足】
受験生は特に基本をしっかり叩き込みましょう。難しい問題の解き方を覚えて満足していたのでは入試で勝てません。その難しい問題と同じ問題が入試に出ればラッキーですが違う問題が出たらアウトです。そんな無駄な勉強をするよりもたくさんの基本問題を習得し基本問題を組み合わせて解ける力をつけよう。