トピックス


2024.10.23

10月のこの時期、中2の数学は図形の角度問題を習います。錯角や同位角の位置関係を覚えれば基本問題は楽勝で解くことが出来るのですが、図形が複雑な応用問題になると簡単に解くことは出来ません。

この単元のテストをやると『伸びる生徒』と『伸び悩む生徒』の違いがとってもよく分かります。テストの点数がいいとかではなく、難しい問題を解いている時の様子で分かるのです。

学力の伸びる生徒は、ずっとペンが動いていて、分かりそうな角度を図にどんどん書き込みます。あるいはテストプリントを上下逆さまにしたりして見方を変えたりします。とにかく書きながら考えます。

伸びない生徒は、ずっと問題を見ています。頭の中だけで考えているのです。そしてすぐに考えることすらやめてしまいます。考えることに根気が続かないのです。

5教科のテストいろいろありますが、特に理数のテストで顕著に見られます。

塾の授業では「問題用紙に数字を書き込むこと」「図をかいたり絵をかいたりすること」を指導していますが、1回指導してすぐに変わる生徒はほとんどいません。本当に根気よく繰り返し指導しないと、小学生のころから染みついた習慣はなかなか変わらないです。

 

ちなみに『根気よく考える』ことができる子は、幼いころからの子育てのあり方で決まると言われています。子どもが何かをしている時、何でもいいです、それを親が途中でやめさせないことです。汚れても、うるさくても、子どもが続ける限りやらせておくことが大切です。

だから塾の小学生クラスの授業では『自分で考える』ことを大切な指導の1つとしています。1つの問題に10分でも15分でも、手を動かし計算式を書いて考えている時は横から口出しをせずじっと見守ります。そんな時はなかなかテキストが進まないけど、『根気よく考える力がついている』とても大切な瞬間です。ただ単に教えることだけがいいとは限らない場合もあるということです。

 

 

2024.9.2

前期期末テストまであと1週間。

今回も『テストに出まくる』対策プリントで日々の勉強が進んでいます。

 

塾に行く生徒は「塾で期末テストの勉強をすればいい」と思いがちですが、それは少し違います。正しいテスト対策は「家でしっかり覚える勉強をして、塾で問題を解いて完成させる」です。いつも伝えている、インプット・アウトプットです。

一番ダメなテスト対策は「家で勉強せず、塾で対策問題を解いて間違いを繰り返す」です。こういう生徒は全く伸びません。

塾に行くなら、一番成績の伸びる『塾活用』が出来るといいですね。

 

2024.8.20

8月19日で中3『夏の受験対策』が終わりました。

学校がない30日間、毎年適塾が受験対策の中心に置いているのは『生活習慣』と『土台学習』の2つで、これらは受験生にとって重要な課題です。

『生活習慣』=前期中間テストが終わってすぐに生活習慣改善を開始し、受験勉強できる体づくりを行っています。

『土台学習』=夏は『超個別』で進めていき、先走りをせず受験勉強の土台を徹底して築いていきます。

適塾が推し進める課題克服に従って行動した生徒は、夏の終わりの『自己評価』が下記のようになります。(夏休み最終日に生徒たちが書いた自己評価より)

 

<ある生徒①>

勉強が習慣になり、勉強してない時間が不安になるくらいでした。でもそんな不安な中でも、塾の宿題・小テスト・個別授業・模試などしなければならない課題が明確にあり、するべき事が沢山あり 猛勉強出来た事は自分の中でも少しだけ自信になりました。先生の解説が本当に分かりやすく、解ける様になった問題が沢山あり嬉しかったです!先生や塾の仲間と皆んなで頑張っている!そんな気持ちで全力で取り組めました。本当に適塾で良かったです!!!実力テストの結果が不安でいっぱいですが、春まで諦めず猛勉強していきます!よろしくおねがいします!

 

<ある生徒②>

私はこの夏休みを通して自分に厳しくなったなと思います。例えばテストで満点やそれに近い点を取れたとしても当たり前の事だと思うようになったし、時々もう勉強をしたくないと思う気持ちもありましたがそれでも自分をコントロールして、勉強と向き合うことができました。そして自分でも1番ビックリした事が、苦手だった数学を少し好きになれたことです。私は基本から応用につなげることが苦手でした。ですが応用問題を解くことが楽しくなってさらに高得点をとる事ができました。まだまだ全然応用問題は苦手だとは思うし解ける問題も少ないとは思うけと、自分の中だけでもこんなふうに変われたことはとても嬉しかったです。

この夏休みが100%悔いなくできたとは言えないけど、自分なりに頑張れたと思います!!

 

この夏『頑張った!』と自己評価できた生徒たちは、これから続く190日間の受験勉強を乗り越えるだけの力をしっかり得ることができたでしょう。

 

 

2024.6.12

体育祭が終わり、7日(金)、口田中の中間テスト範囲が発表されました。

今年は体育祭と中間テストの日程が逆転し、中間テストが例年より2週間遅くなったため試験範囲が広くなるのではないかと気になっていたが、配布された範囲表を見ると極端に広くなかったのでよかった。

しかし、今まで2日に分けて行われていた5教科の試験が、公立高校入試に合わせてなのか1日で全教科試験となっている。ということは、いつも真剣にテスト勉強している生徒はいいが、毎度試験前日に焦りながら勉強して何とかしのいできた生徒は、テスト勉強の取り組み方を改めないととんでもない結果になるだろう。特に成績変動の激しい中2は要注意だ。

 

さて、塾では試験範囲の授業をほとんど終えているので、これからは試験対策だけに集中できる。中1、中2、中3 全教科 口田中の試験範囲にぴったりの「テストに必ず出る問題」を使い土日補習や、追加授業、延長授業でこれからどんどん仕上げていきますよ!!

 

追記

試験週間中は授業のない生徒が自主的に自習室に来ています。自主的に勉強しに来ているので塾長がわざわざチェックしなくても、話をしたりさぼったりする生徒はいません。みんな積極的に自分のやるべきことに集中しています。いい勉強空間になっています^^

また、試験週間中は通常授業に加えて補習授業を行います。補習は原則自由参加にしているのですが、ほとんどの生徒はやる気があるので当然のように参加し、熱心に勉強しています。いい雰囲気です^^

学力には個人差があります。だから他人と比べ悩むより自分にできる精一杯のことをして自分が満足できる結果や自己ベストを更新できればいい。これからもやる気のある生徒はどんどん引っ張ります!

 (不思議なことに、一番勉強しなくてはいけない生徒が補習を欠席する。これは毎年毎度の補習あるあるです。)

 

2024.5.9

 ♪縁ある人 万里の道を越えて 引き合うもの 縁なき人 顔をあわせ すべもなくすれ違う♪  中島みゆき『縁』

何百人もの生徒との『縁』の先に今の塾があるとつくづく感じる。そして、今年の春も目に見えない『縁』に引き寄せられてたくさんの生徒が適塾生となりました。本当にありがとうございます。いろんな思いを胸に塾に通ってくる生徒たちの期待に応えられるよう、日々頑張っていきたいと思います。

 

<新たな取り組み>

中3受験生クラスでは数年前から受験対策として『WEB教室』による塾と家のダブル授業を行っていますが、この4月から中1・中2生クラスでも試験的に『WEB教室』を開始しました。授業は対面が一番いいのですが、そこで補いきれない部分のフォローとして活用できたらいいと思っています。

 適塾は小さな個人塾ですが、大手塾やフランチャイズ塾にできない、ワクワク感を感じる取り組みを今後も進化させていきます。